2019年4月28日、荒船山

荒船山

群馬県甘楽町からの遠望。

平らに見えるのが荒船山(の艫岩)。

艫岩を経由して左端に飛び出している経塚山に登る予定。


登山口駐車場

7:00の時点で登山口駐車場はほぼ満車状態。


冬の様相

気温が低い。風の匂いも冬そのもの。新緑も殆ど見られない。


霜柱

霜柱が長くニョキニョキと立っている。帰り道ではこれらが溶けて、ぬかるみを作る。

 

復路のぬかるみはかなりキツかった。危険だし、体力も奪われる。転んでいる人を何人も見た。個人的にはストックがあってよかったと思った。

ただし、ストックは岩場では収納する必要があったりなので、面倒だったりする。


張り出した根

基本的に岩山であるせいか、根を地中深くに張れないらしく、根が地上を這っている。倒木もよく見られる。


一杯水

小さな滝になっている。しかし、木道からは届かないので飲めない。


艫岩に登る

いよいよ艫岩に登る。

急斜面、岩場、凍結で登るのが大変。岩が黒ずんで見えるところは凍結。そのためルートの選択肢がとても狭くなる。


艫岩上部に到着

上りきると嘘のように平坦になる。

年期モノの看板があった。


艫岩展望台から

艫岩展望台から浅間山、日本アルプスが望める。

一番下の写真は艫岩下の国道からの写真。切り立った絶壁であることがわかる。

展望台からは怖くて下を覗き込むことができなかった。時折、転落事故もあるらしい。


経塚山へ

経塚山へ向かい、艫岩上部を進む。本当に平坦な地形。そのへんの公園の中を歩いているように感じる。


経塚山

経塚山直下から短い急登で頂上へ。最後の急登はなかなかキツイ。

 

経塚山の頂上はあまり展望は良くない。この時期ならば、遠方に八ヶ岳が見える。葉が出てきたら、あまり眺めはよくなさそう。


下山

上りも大変だったが、下りの岩場はかなり怖い。

 

また往路で上り下りがあったので、当然のことながら復路にも上りがある。これもなかなかキツイ。


新緑

日も十分に上がり、見えていなかった新緑が目につくようになった。日に当たる新緑がきれいだ。


帰宅

群馬に生まれ育って、50年弱。ずーっと荒船山を目にしていたが、これまで登ったことはなかった。この日、ようやく登ることができた。

 

ところどころに『かなりキツイ』と書いたが、女性や子供もちゃんと登っていた。(女性は岩場、足場の悪いところでは苦労していたが。)

休憩を入れても、往復4時間弱。

 

帰りに『おかた茶屋』で『もつ鍋定食』を食べた。なかなか美味しく、ボリュームもある。おすすめ。